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 ケロイド:

≪ 健康保険適応 ≫

 真性ケロイド

 

真性ケロイドとは、元来はニキビであったり小児期の予防接種のあとであったものが赤くふくれもり上がり、大きくなり痒みを伴ってくるもので、衣服が擦れると痛く、自発痛を伴うものもあります。前胸部(胸の真ん中~上)や肩が好発部位です。

 

ステロイドの局所療法(注射やテープ)や圧迫療法などが一般的ですが、この方法では痒みや痛みを一時的に和らげることができますが、なかなか効果が長く持続しません。

 

当院では『手術+放射線治療+コルセット装着』という治療も行っています。ちょっと大変そうに思えますが、この方法により約80%の方が痛みから解放され、徐々に赤みが引き、次第に白く平らな状態へと変化していきます。

 

《手術について》:
基本的に局所麻酔による通院での手術になります。一ヶ所につき(大きさによりますが)約1~2時間で終わります。

 

《放射線治療について》:
治療は滋賀医科大学医学部附属病院放射線科にて全て通院で行います。術後、1日おきに計5回行い、全く無痛の治療です。この治療線量(計20グレイ)での発癌の心配はいりません。放射線だけが一生涯に渡り効力を発揮すると考えられていて、非常に大切な治療になります。
※その他の協力関連施設: 兵庫医科大学附属病院、神戸中央市民病院

 

《コルセット装着について》:
患者様にとって一番抵抗を示されるのが、コルセットです。『ケロイドは'刺激'を食べて大きくなる』と考えていますので、できるだけ局所の動きを制限し、手術した部位を安静に保つことが大切なのです。とはいえ、そこだけ切り取って保管しておくわけにはいきませんよね?そういう理由で、コルセットを3ヶ月間装着していただきます(症状によって少し延びることもあります)。プロの装具士さんの手により、一人一人の患者様の体型に合わせたものをお作りします。材質も柔らかい皮やメッシュ地などを用い、耐久性と機能を考え工夫しています。これにも健康保険が適応されますのでご安心下さい。慣れるまで大変ですが、「一生のうちの3ヶ月間の我慢」と思って頑張りましょう。頑張った甲斐はきっと結果となって返ってくるでしょう。

 

 肥厚性瘢痕(別名:瘢痕ケロイド)

 

肥厚性瘢痕とは、傷跡が前述のケロイド様に赤くもり上がって痒みや痛みを伴ったもので、帝王切開や子宮筋腫の手術創などによく見られます。ケロイドの治療に準じた治療を行います。

 

 

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Last update : 2009/03/28 17:34